B型肝炎ウィルスとC型肝炎ウィルス

B型肝炎ウィルスとC型肝炎ウィルスは、肝炎の主な原因として知られています。これらによる肝炎はウィルス性肝炎と呼ばれ、肝硬変や肝癌につながることもあるため、適切な治療を行う必要があります。 肝炎ウィルスにはA~Eの型がありますが、ここでは血液や体…

抗血小板薬

血栓は脳梗塞や心筋梗塞の原因となるため予防が必要です。予防のためには血栓形成を防ぐ薬を服用します。血栓の形成は、血管が傷つくことで始まります。血管が損傷すると血小板の粘着性が高まると同時に血小板内で「トロンボキサンA2」の産生が亢進します。…

糖尿病治療薬の種類

スルホニルウレア(SU)系 スルホニルウレア系薬は、膵臓のランゲルハンス島β細胞に存在するSU受容体に作用し、カルシウムイオンを増加させインスリンの分泌を促進する。 さらに、筋肉のブドウ糖を取り込む力を向上する作用や肝臓からのブドウ糖の放出を抑え…

糖尿病

糖尿病とは 糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンが不足することで起こる、糖やタンパク質、脂質の代謝異常です。糖尿病には1型と2型の2種類があり、他の疾患によって発症することもあります。発症は様々な遺伝子異常に起因します。症状としては、糖に…

透析患者とリン・カルシウム

腎不全により透析を受けている患者では電解質の異常を呈するが、中でもリンとカルシウムの血清濃度異常は特に頻繁にみられる。 健常人のリン・カルシウム 健常人においては、Caは消化管からの吸収と尿中への排出によりバランスが保たれる。消化管でのCaの吸…

降圧薬の種類と作用機序

カルシウム拮抗薬 血管は平滑筋により伸縮している。平滑筋の収縮時には、平滑筋細胞にカルシウムが入り込み、血圧が上昇する。平滑筋細胞膜にはカルシウムイオンの入り口である「カルシウムイオンチャネル」が存在し、ここからカルシウムイオンが細胞に入る…

赤血球関連の検査値

赤血球について ・赤血球は、エリスロポエチンが骨髄中の赤芽球系前駆細胞に作用し、骨髄系幹細胞から分化・成熟した細胞である。 ・エリスロポエチンは腎臓で産生されヘモグロビンの産生を促す。また、細胞が成熟・増殖するためにDNAの合成が不可欠であるが…

透析患者の検査値

赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット 赤血球 (基準値) 男性 4.0~5.5×10^6/μℓ 女性 3.6~5.0×10^6/μℓ ヘモグロビン (基準値) 男性 13~18g/dℓ 女性 11~16g/dℓ (透析患者) 10~11g/dℓ ヘマットクリット (基準値) 男性 37~52% 女性 32~48% (透析患者) 30…

腎臓

腎臓とは 第11胸椎から第3腰椎の辺りに左右一対となって存在し,後腹膜に接着している.右の腎臓は左の腎臓よりも少し低く存在する.赤褐色でソラマメのような形をしており,内側面はわずかに窪み,腎門と呼ばれる腎動脈,腎静脈,尿管,神経,リンパ管など…

血圧と脈拍

血圧 心臓から駆出される血液が血管を内側から押す圧力を血圧という.左心室の収縮のたび心室内の圧力は110~120mmHg程度となり,この圧力で大動脈へ流れ込む.血液は大動脈を通り,全身に分布する血管や臓器などに供給される.血圧は心室,大動脈,各動脈,…